男子プロテニス協会のATP公式サイトは２１日、２２日に開幕するマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）に第２シードとして出場する世界ランク３位のＳ・チチパス（ギリシャ）のコメントを掲載した。

＞＞西岡、アルカラスら マイアミOP組合せ＜＜

＞＞シフィオンテクら マイアミOP組合せ＜＜

２４歳のチチパスは、先月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）を肩の負傷で欠場すると、BNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）では第２シードとして出場するも初戦敗退を喫している。

チチパスは肩の状態について「すべてが良くなってきているし、正しい方向に向かっている。痛みなくプレーして、インディアンウェルズとは違うものを見せたい。そのことをあまり考えずに、コート上でもっと楽しむ要素を持ってプレーできるようになりたいね」とコメント。

マイアミ・オープンでチチパスは２０２１年に記録したベスト８が最高成績で、２０１９年と２０２２年は４回戦に進出している。

「健康は、テニスにおいて最も大切なもの。健康であればすべてがうまくいくんだ。この大会では痛みなくプレーし、数日後に負傷箇所がどう反応するか確認することが目標だ」

また、現在は自身がテニスに臨む姿勢がプロ１年目のときから変化しているとも明かした。

「ここ数年は始めたばかりの３、４年前と自分を比べて、もう少し緩く、自分に厳しくないようにとてもオープンにしているんだ。僕は非常に規律正しかった。今がそうでないわけではないが、時には手放すこともある。例えば、２週間ずっと自分の部屋に閉じこもって、どこにも行かないこともあった。今はもう少し自分に自由を与えているし、毎週テニスに１００パーセント集中するのではなく、人間的にも成長する機会を与えていこうと思っている」

シード勢が１回戦免除のため、チチパスは２回戦から登場予定。初戦は世界ランク４０位のＲ・ガスケ（フランス）かラッキールーザーで出場する同８６位のＣ・オコネル（オーストラリア）のどちらかと対戦する。

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