女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は17日、シングルス準決勝が行われ、第10シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を6-2, 6-2のストレートで破り、決勝進出を果たすと共に2000年の
L・ダベンポート(アメリカ)以来、同年に全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とインディアンウェルズで世界1位を破った史上2人目の女子選手となった。
>>サバレンカらBNPパリバOP組合せ<<>>アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を果たし、世界ランクでトップ10デビューを飾ったルバキナ。現在も10位を記録しており今大会に臨んでいる。
この試合、ルバキナは7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得する。第1セットでは2度のブレークに成功するなど圧倒し先取。第2セットでも主導権を離さずにいると、第1ゲームから5ゲームを連取した。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第7ゲームでは2度のマッチポイントを逃しブレークされたものの、直後の第8ゲームでブレークを奪い、1時間16分で快勝している。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでルバキナのコメントを紹介している。
「イガ(シフィオンテク)は手強い相手。でも自分が最高のプレーをしてすべて決まれば、誰にでも勝てると感じている」
「今日はあれほど良いプレーができるとは思っていなかった。昨日は本当にタフな試合だった。失うものは何もなかったし、ただ楽しんでやろうと思っていた。今年のベストマッチの1つだわ。この試合には本当に満足しているし、日曜日もこのようなプレーができたらいいなと思っているわ」
ルバキナは決勝で第2シードの
A・サバレンカと対戦する。サバレンカは準決勝で第7シードの
M・サッカリ(ギリシャ)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、ルバキナとサバレンカは1月の全豪オープン決勝でも顔を合わせており、ルバキナは6-4, 3-6, 4-6の逆転で敗れタイトルを逃している。
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