女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は9日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク77位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)が同62位の
D・コビニッチ(モンテネグロ)を6-2, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>西岡 良仁vsガリン 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsベレッティーニ 1ポイント速報<<>>ラドゥカヌ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<ラドゥカヌは今季開幕戦のASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)1回戦で世界ランク53位の
L・フルヴィルトヴァ(チェコ)を4-6, 6-4, 6-2の逆転で破り、初戦突破を果たした。しかし、左足首の負傷により2回戦を前に棄権している。
また今週行われたエキシビション Tie Break Tens(タイブレーク・テンズ)は扁桃腺炎のため欠場。
1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦で
C・ガウフ(アメリカ)に敗れて以来のツアー大会となったラドゥカヌ。
この日の第1セット、序盤で2ゲーム連取を許したものの、直後の第3ゲームから6ゲーム連取に成功し、33分で第1セットを先取する。
続く第2セット、第1セットと同様に2ゲームを連取されたラドゥカヌだったがリターンゲームでは3度のブレークを奪い、1時間21分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトで2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王ラドゥカヌのコメントを紹介している。
「いい試合をして勝ち上がることができた。ダンカ(コビニッチ)は非常に難しい相手だと思う。今日臨むにあたって(厳しい戦いを)予想していたので、突破できてよかった」
勝利したラドゥカヌは2回戦で第20シードの
M・リネッタ(ポーランド)と対戦する。両者は2度目の対戦で初対戦は昨年9月のハナ・バンク・韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、WTA250)準々決勝。その時はラドゥカヌが6-2, 6-2のストレート勝ちを収めている。
リネッタについてラドゥカヌは「彼女(リネッタ)は今シーズン、素晴らしい成績を残している。ソウルで戦った事があるから、かなりフィジカルな試合になるだろうと思う」と語った
「私はこの試合を楽しみにしているし、ここインディアンウェルズでもう1ラウンドプレーできることをとても嬉しく思っている」
同日には、世界ランク45位の
K・シニアコバ(チェコ)、同76位の
K・ムチョバ(チェコ)、同87位の
M・ブレングル(アメリカ)、同170位の
S・ケニン(アメリカ)らが2回戦へ駒を進めた。
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