女子テニスのカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)は18日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第2シードの
J・ペグラ(アメリカ)を6-3, 6-0のストレートで破り、今季初優勝を飾るとともに大会2連覇を成し遂げた。
>>メドベージェフら ロッテルダム組合せ・結果<<>>デルレイビーチOP組合せ・結果<<先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2年連続の8強入りを逃していた世界ランク1位のシフィオンテク。昨年のカタール・トータルエナジーズ・オープンでは
A・コンタベイト(エストニア)を6-2, 6-0のストレートで下し、大会初制覇を果たしていた。
今大会、シフィオンテクは上位4シードが1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク42位の
D・コリンズ(アメリカ)を6-0, 6-1のストレートで下し初戦突破。準々決勝では対戦予定だった第7シードの
B・ベンチッチ(スイス)が試合前に棄権を表明し勝ち上がると、準決勝では
V・クデルメトバに6-0, 6-1のストレート勝ちを収め、4強入りを決めた。
この日、シフィオンテクはファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットはブレークを奪い合うも終盤で2ゲームを連取し先行する。続く第2セットでは1ゲームも与えることなく、1時間9分で勝利した。
シフィオンテクは今大会、わずか5ゲームしか落とさず、キャリア通算12個目のタイトルを手にした。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「シーズン初めと比べるとバランスを取ることができているので、本当によかったと思う。この大会は自信に繋がると思うけど、それでも何事も一歩一歩進んでいきたいと思っているわ。今日はこの試合に勝つことができて、本当にうれしい」と語った。
「毎試合、本当に集中していた。それが一番うれしいこと。シーズン当初は、時々、気持ちが飛んでしまいそうな感じがしたからね。でも、ここではコートと一緒に取り組んできたことが、実を結び、すべてがうまくいっていると感じたわ」
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