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「可能な限りベスト尽くす」

イガ・シフィオンテク
イガ・シフィオンテク
画像提供: ゲッティイメージズ
女子テニスで世界ランク1位のI・シフィオンテク(ポーランド)は13日に開幕したカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)に第1シードとして出場。女子テニス協会のWTA公式サイトに大会前の記者会見の内容が掲載され、2連覇の可能性についてコメントした。

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21歳のシフィオンテクは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)4回戦で世界ランク10位のE・ルバキナ(カザフスタン)に敗れ、2年連続のベスト8進出とはならなかった。

3度目の出場となるシフィオンテクは、昨年の同大会決勝ではA・コンタベイト(エストニア)をストレートで破り、大会初制覇を達成した。また、昨年は64ドローの「WTA1000」として開催されていたが、今年は32ドローの「WTA500」として行われる。

大会前の会見で、シフィオンテクは「毎年違うストーリーで、トーナメントごとに違うストーリーになっている気がするわ。昨年の大会と今年の大会のことを考え、同じストーリーだと思うのは意味がない。1年の間にいろいろなことが起こりうるから」とコメント。

「数年後には、世界1位になるような安定した選手になれるかもしれないと思っていたけど、それが昨年実現するとは思わなかった。正直驚いたけど、シーズン中はそんなことは考えてなかった。ただ自分の仕事をし、可能な限りベストを尽くしてプレーしていたら、そうなったの」

「自分でも、時々去年のことを考えてしまうのは分かっている。この考えを切り替えて、もう少し未来のことを考えたいと思っている。比べてばかりいても、何の役にも立たないような気がするから」

「これもテニスの一部だと分かっているし、キャリアを通じて一貫性を保つことは難しい。私はこれを挑戦だと捉えている」

シフィオンテクは初戦となる2回戦で世界ランク37位のE・メルテンス(ベルギー)と同42位のD・コリンズ(アメリカ)のどちらかと対戦する。

今大会の第2シードはJ・ペグラ(アメリカ)、第3シードはC・ガルシア(フランス)、第4シードはC・ガウフ(アメリカ)、第5シードはM・サッカリ(ギリシャ)、第6シードはD・カサトキナ、第7シードはB・ベンチッチ(スイス)、第8シードはV・クデルメトバ。上位4シードは1回戦が免除となる。




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(2023年2月14日14時45分)

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