男子テニスのデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は13日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
西岡良仁が世界ランク80位の
O・オッテ(ドイツ)を6-3, 0-6, 6-4のフルセットで破り、2020年以来3年ぶり4度目の初戦突破を果たした。試合後、西岡は自身のツイッターで振り返っている。
>>西岡、ダニエルら デルレイOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<2015年に8強入り、2020年に準優勝を果たしている27歳の西岡。今シーズンは先月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で4強入り、全豪オープンでグランドスラム初の16強入りを決めるなど素晴らしいスタートを切っている。
この日の第1セット、西岡は第1ゲームでいきなりブレークに成功。1度もブレークチャンスを与えず、第9ゲームで2度目のブレークに成功し先行する。
しかし、続く第2セットではミスが続くと1ゲームも取ることができず、1セットオールとされる。迎えたファイナルセット、西岡は第5・第7ゲームで先にブレークを許すも直後の第6・第8ゲームでブレークバックに成功する粘りを見せる。そして第8ゲームから3ゲームを連取し、1時間55分で勝利した。
試合後に西岡はツイッターを更新し「なんとか切り抜けた一日でした。難しいコンディションで勝ち切ったのは大きい。何故難しいコンディションだったのかはデルレイビーチのドロー解説のYouTubeを見て貰えばわかります」と投稿した。
13日(現地時間12日)に投稿された動画で西岡は「若干体調が悪いですが、試合には問題なく出場できそうです」と述べ、「第4シードに入ると思っていて1回戦がないと思っていました」と大きなミスを犯していたことを明かしている。
勝利した西岡は2回戦で世界ランク59位の
M・マクドナルド(アメリカ)と同107位の
ダニエル太郎のどちらかと対戦する。
同日には世界ランク95位の
D・クドラ(アメリカ)、同94位の
E・ゴメス(エクアドル)、予選勝者で同104位の
N・ボルジェス(ポルトガル)が2回戦に駒を進めている。
■関連ニュース
・西岡良仁 デルレイ初戦突破・西岡「巻き返せると信じた」・西岡「何が起きたか分からない」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング