男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は10日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
J・J・ウルフ(アメリカ)が第2シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>西岡、ダニエルら デルレイOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初の16強入りを果たした24歳のウルフ。この日の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークを許すも直後の第2ゲームでブレークバックに成功する。しかし、第5ゲームで2度目のブレークを奪われ、先行される。
続く第2セット、ウルフはファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えず、第4ゲームでブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続くとウルフが第9ゲームでブレークに成功。第10ゲームでは2度のブレークポイントを握られるも凌ぐと2度目のマッチポイントをものにし、2時間5分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにウルフのコメントを掲載し「普段から結果を考えずにファンの応援をエネルギーに変えて、1ポイント1ポイントを全力でプレーしている」と語った。
勝利したウルフは準決勝で第5シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは準々決勝で世界ランク102位の
E・ゴメス(エクアドル)(エクアドル)を7-6 (10-8), 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
T・フリッツ(アメリカ)と世界ランク97位の
ウー・イービン(中国)が4強に駒を進めている。
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