テニスのエキシビションマッチ ワールド・テニス・リーグ(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は22日、チーム・カイツ(KITES)とチーム・ホークス(HAWKS)が対戦。男子シングルスではカイツの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が
D・ティーム(オーストリア)を7-6 (7-2), 7-6 (8-6)のストレートで破り、チームの勝利に貢献した。
同大会は世界最高峰の選手が多数参加し、男女のシングルス1試合ずつと混合ダブルスが行われる。勝敗は3セットマッチ(ファイナルセットはマッチタイブレーク)で決定。全てのチームが総当たり戦で試合を行い、順位が高い2チームが決勝を戦う。さらに、試合後には世界中のトップアーティストが出演するコンサートが開催される。
この日、第1試合の混合ダブルスではオジェ アリアシムと
S・ミルザ(インド)組が
A・ズベレフ(ドイツ)/ E・リバキナ組と対戦。チーム・カイツは5-7, 6-3, [6-10]のフルセットで敗れ0勝1敗とした。
第2試合の女子シングルスでは
I・シフィオンテク(ポーランド)が
A・パブリュチェンコワを6-4, 6-3のストレートで破り、チーム・カイツが1勝1敗とイーブンに持ち込んだ。
第3試合、オジェ アリアシムとティームが激突。両者はツアーで過去1度対戦しており、2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)準々決勝ではティームが7-6 (7-4), 6-1, 6-1のストレートで下していた。
この日主導権を握ったのはオジェ アリアシムで、第5ゲームで先にブレークを奪い終盤に突入。ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームではセットポイントから落としタイブレークとなるも、ミニブレークを4度成功し第1セットを先取した。
第2セットは互いにブレークポイントが握れずに再びタイブレークへ。先にミニブレークされセットポイントを握られたオジェ アリアシムだったが、5-6から3ポイントを連取し1時間59分で辛勝した。
この結果チーム・カイツは混合ダブルスを落としたものの、男女のシングルスで2勝をあげ逆転勝ちしている。
チーム・カイツは23日にチーム・ファルコンズ(FALCONS)と、チーム・ホークスはチーム・イーグルス(EAGLES)と対戦し、総当たり戦が終了。成績上位2チームが24日の決勝戦に駒を進める。
チーム分けは以下の通り。
【ファルコンズ(FALCONS)】
N・ジョコビッチ(セルビア)G・ディミトロフ(ブルガリア)P・バドサ(スペイン)A・サバレンカ【イーグルス(EAGLES)】
N・キリオス(オーストラリア)A・セッピ(イタリア)R・ボパンナ(インド)B・アンドレースク(カナダ)C・ガルシア(フランス)【カイツ(KITES)】
F・オジェ アリアシム
H・ルーネ
I・シフィオンテク
S・ミルザ
【ホークス(HAWKS)】
A・ズベレフ
D・ティーム
A・パブリュチェンコワ
E・リバキナ
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