テニスのエキシビションマッチ ワールド・テニス・リーグ(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は20日、チーム・ホークス(HAWKS)とチーム・ファルコンズ(FALCONS)が対戦。男子シングルスではホークスに所属する世界ランク12位の
A・ズベレフ(ドイツ)がファルコンズに所属する同5位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-3, 6-4のストレートで破り、勝利した。
同大会は世界最高峰の選手が多数参加し、男女のシングルス1試合ずつと混合ダブルスが行われる。勝敗は3セットマッチ(ファイナルセットはマッチタイブレーク)で決定。全てのチームが総当たり戦で試合を行い、順位が高い2チームが決勝を戦う。さらに、試合後には世界中のトップアーティストが出演するコンサートが開催されるもの。
大会2日目はジョコビッチや
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
P・バドサ(スペイン)、
A・サバレンカのファルコンズとズベレフ、
D・ティーム(オーストリア)、
A・パブリュチェンコワ、E・リバキナのホークスが対戦。
混合ダブルスはディミトロフ/ バドサ組がティーム/ パブリュチェンコワ組を、女子シングルスではリバキナがサバレンカを破り、1勝1敗で迎えた男子シングルスとなったなか、ズベレフは8本のダブルフォルトを犯したものの、ファーストサービスが入ったときには79パーセントの確率でポイントを獲得。2度のブレークを許したが、リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間8分で勝利した。
ズベレフは今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で足首を負傷し残りシーズンを欠場。今月のエキシビションマッチ ディルイーヤ・テニス・カップ(サウジアラビア/ディルイーヤ、ハード)で復帰を果たしていた。
一方、ジョコビッチは18日に行われたFIFA カタールワールドカップ2022の決勝戦アルゼンチンvs.フランスを現地カタールで観戦。その後ドバイに移動し20日に試合だった。また、シーズン終了後初のエキシビションマッチということもあり、ピンチの場面で粘ることができなかった。
ワールド・テニス・リーグの出演選手とチーム分けは以下の通り。
【ファルコンズ(FALCONS)】
N・ジョコビッチ
G・ディミトロフ
P・バドサ
A・サバレンカ
【イーグルス(EAGLES)】
N・キリオス(オーストラリア)A・セッピ(イタリア)R・ボパンナ(インド)B・アンドレースク(カナダ)C・ガルシア(フランス)【カイツ(KITES)】
F・オジェ アリアシム(カナダ)H・ルーネ
I・シフィオンテク(ポーランド)E・ブシャール(カナダ)【ホークス(HAWKS)】
A・ズベレフ
D・ティーム
A・パブリュチェンコワ
E・リバキナ
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