男子テニスのストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は19日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク33位の
M・クレッシー(アメリカ)を7-6 (7-5),7-6 (14-12)のストレートで破って初戦突破を果たすとともに、今季ツアー13度目となるベスト8進出を果たした。
上位4シードは1回戦免除のためこの試合が初戦となったチチパス。第1セットでは第5ゲームで先にブレークを許したものの第8ゲームで3度目のブレークチャンスをいかしブレークバック。タイブレークでは先に2度のミニブレークを奪い先行し第1セットを先取した。
第2セットではファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得。クレッシーに対し1度もブレークポイントを与えない完璧なサービスゲームを披露したが、自身もリターンゲームではクレッシーに9本のサービスエースを決められるなどチャンスを作れず再びタイブレークへ。先にマッチポイントを握ったチチパスだったが、そこからシーソーゲームとなり3度のセットポイントを迎えるもこれをセーブ。自身は5度目のマッチポイントを決め切り、2時間5分で勝利した。
24歳で世界ランク5位のチチパスが同大会に出場するのは2018年以来4年ぶり2度目。当時は
J・ミルマン(オーストラリア)や
F・フォニーニ(イタリア)、
E・ガルビス(ラトビア)を下しATPツアー初タイトルを獲得した。
今大会の準々決勝では第8シードの
T・ポール(アメリカ)と世界ランク79位の
M・イメル(スウェーデン)のどちらかと対戦する。
同日には第2シードの
C・ノリー(イギリス)、第4シードの
D・シャポバロフ(カナダ)、第7シードのH・ルーネらがベスト8へ駒を進めた。
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