男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は4日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが世界ランク40位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-3,6-1のストレートで破り、初戦突破を果たすとともに、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 ツアー約1カ月ぶりの白星をあげた。
>>キリオス、西岡ら楽天OP組み合わせ<<>>メドベージェフ、ジョコビッチらアスタナOP組み合わせ<<8月の全米オープンでは4回戦で
N・キリオス(オーストラリア)に屈し大会連覇が途絶えたメドベージェフ。その後9月のモゼール・オープン(フランス/メッツ、室内ハード、ATP250)では初戦の2回戦で
S・ワウリンカ(スイス)にフルセットで敗れ、約1カ月間、勝利から離れていた。
この日は4本のダブルフォルトを犯したものの倍となる8本のサービスエースを記録。ファーストサービスが入ったときには83パーセントの高い確率でポイントを獲得しラモス=ヴィノラスにブレークを与えないプレーを披露した。リターンゲームでは4度のブレークを奪い、1時間20分で快勝している。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載された。
「コートがかなり遅いんだ。アルベルト(ラモス=ヴィノラス)は戦術的にゆっくりしたプレーヤーで、コートにボールを入れるのが好き。そうするとこっちはミスをする可能性があるから、無理に速くプレーする必要はないと思ったんだ」
「ベストの大会に比べると、少し自信がなかった。だから、スロースタートでリズムをつかむようにしなければならないと思っていた。最終的には素晴らしい試合だった。次の試合ではもっとレベルを上げられるといいね」
2回戦でメドベージェフは世界ランク53位の
E・ルースブオリ(フィンランド)と同64位の
M・ヒュースラー(スイス)のどちらかと対戦する。
同日には第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)、世界ランク18位の
K・ハチャノフ、43位の
A・ブブリク(カザフスタン)らが2回戦へ駒を進めたが、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)はラッキールーザーで出場した同66位の
D・ゴファン(ベルギー)に敗れ、姿を消した。
[PR]10/3(月)~10/9(日)「楽天ジャパンオープンテニス」
WOWOWで連日生中継!WOWOWオンデマンドでライブ配信!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・男女の賞金格差 19歳が疑問・フェデラー「終わりではない」・錦織 楽天OP欠場「残念」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング