テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日、男子シングルス2回戦が行われ、第1シードで昨年覇者の
D・メドベージェフが世界ランク58位の
A・リンデルクネシュ(フランス)を6-2, 7-5, 6-3のストレートで破り、5年連続の3回戦進出を果たした。試合後の会見で優勝候補について問われたメドベージェフは「ラファは大本命」と明かした。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP 男子の組合せ<<>>セリーナ、シフィオンテクら全米OP 女子の組合せ<<ディフェンディングチャンピオンのメドベージェフは全米オープンに7年連続7度目の出場で、2019年に準優勝、2020年にベスト4、そして昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレート勝ちでグランドスラム初優勝を飾った。
今大会の1回戦では世界ランク111位の
S・コズロフ(アメリカ)をストレートで下し初戦を突破した。
この試合、メドベージェフはファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得し、1度もブレークを許さず。リターンゲームでは5度のブレークに成功し、2時間11分で勝利した。
試合後の会見でメドベージェフは「実は自分のレベルには満足していないんだ。ナイトセッションでプレーするのは本当に大変だよ。一日中待っているからね。普段は好きなんだけど、序盤のうちはちょっと難しいかもしれない。彼(リンデルクネシュ)にとっては、もっと大変だったと思う。僕は何度かこういう夜を経験したことがあるけど、彼は1回目か2回目だと思う」と語った。
「試合のスタートがあまりよくなかったのは確か。でも、第3セットの自分のレベルには満足しているよ。試合の終盤では、どんどん良くなっていった。次のラウンドを楽しみにしているよ」
また、優勝候補が誰なのか問われたメドベージェフは第2シードで出場する
R・ナダル(スペイン)の名前を挙げた。
「誰かにプレッシャーを与えるつもりはないけどラファは大本命だと思うんだ。彼は今年、2つの四大大会で優勝している。グラスコートではノヴァーク(ジョコビッチ)の方が上だと思うけど、ラファはプレーしていない。彼は今年、四大大会で負けていないんだ」
「僕の意見ではラファは間違いなくこの大会の大本命だ。それから、他にもいい選手がたくさんいるのは確かだよ。時々、その中に自分の名前があると、うれしくなるよ。それは僕が良いテニスをしているということだからね。優勝候補の一角に入るだけで、もっとがんばろうという気持ちになるよ」
勝利したメドベージェフは3回戦で世界ランク174位の
ウー・イービン(中国)と対戦する。イービンは2回戦で
N・ボルジェス(ポルトガル)(ポルトガル)を6-7 (3-7), 7-6 (7-4), 4-6, 6-4, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
C・ルード(ノルウェー)、第12シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、第18シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第23シードの
N・キリオス(オーストラリア)らが3回戦に駒を進めている。
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