女子テニスのツアー下部大会にあたるオドラム・ブラウン・ バンクーバー・オープン(カナダ/ バンクーバー、ハード、WTA125)は13日、第4シードの
日比野菜緒と世界ランク255位のC・ハリソン(アメリカ)のシングルス予選1回戦が行われたが、日比野が7-5, 4-6, 1-3の時点で棄権を表明したため、初戦敗退となった。
>>ナダル、メドベージェフらW&Sオープンの組合せ<<>>大坂、シフィオンテクらW&Sオープンの組合せ<<日比野は先月に行われたプラハ・オープン(チェコ/ プラハ、ハード、WTA250)では準々決勝まで勝ち上がったものの、3-6, 2-4の時点で棄権を表明していた。今大会はそれ以来の出場となったが、2試合連続の途中棄権となった。
この試合の第1セット、日比野はファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得。ブレークの奪い合いとなるも第11ゲームで3度目のブレークに成功し先行する。
第2セットでも第5ゲームで先にブレークに成功したものの、直後の第6ゲームでブレークを許すと第10ゲームで2度目のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、序盤からブレークを奪い合う展開となるも第4ゲーム終了時点で日比野が棄権を表明し、2時間24分で終了した。
日比野は試合後にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、「2大会連続で途中棄権となってしまい不甲斐ないです。前回の棄権からできる限りの準備をしたつもりでしたが、試合をやり切るには足りなかったようです。こんな状況に泣きたくなりますが、サポートしてくれる人たちと一緒に前向きに頑張りたいと思います!!」とつづった。
勝ち上がったハリソンは予選決勝で世界ランク445位のM・マナセ(アメリカ)と対戦する。マナセは1回戦で第6シードのM・バソルズ リベラを4-6, 6-3, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
日本勢では日比野の他に世界ランク234位の
奈良くるみと同406位の
華谷和生が予選に出場。第7シードの奈良は1回戦でB・フェルナンデス(カナダ)を6-2, 3-6, 6-2のフルセットで勝利。予選決勝で第1シードのP・ホン(オーストラリア)と顔を合わせる。
一方の華谷は1回戦で第8シードのV・グラマティコプル(ギリシャ)に3-6, 6-1, 2-6のフルセットで敗れ、初戦で姿を消している。
また、本戦には世界ランク98位の
土居美咲が第7シードとして出場。1回戦で世界ランク158位の
V・カシンツェバ(アンドラ)と対戦する。
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