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コールシュライバー引退「満足」

フィリップ・コールシュライバー
フィリップ・コールシュライバー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは7日、現在開催中のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)をもって現役引退を発表した元世界ランク16位のP・コールシュライバー(ドイツ)のコメントを掲載した。

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38歳のコールシュライバーは今年のウィンブルドンに予選から出場。同大会の予選を戦うのはキャリアで初めてのこととなった。予選1回戦でG・バレール(フランス)をストレートで下したあとのオンコートインタビューで、コールシュライバーは突然、今大会をもって現役を引退する意向を表明した。

「ここ(予選会場)でプレーするのは初めてなんだ。ここまで最高で素晴らしいテニス人生だった。これが最後の大会になる。ウィンブルドン2022のあとに引退する。だから、まだ試合ができることはうれしく思っているよ。もしかしたら本戦に上がれるかもしれないしね」

その後、予選2回戦でM・ククシュキン(カザフスタン)に敗北。その時点で現役引退となった。コールシュライバーは予選1回戦のあとに引退宣言を行ったことについて回顧している。

「面白いことに、発表するつもりはなかったんだ。『次はどうするの? 』と聞かれたとき、僕はただ『次はない、最後の大会になる』と言った。ウィンブルドンに行って言うつもりはなかったんだ。ただその日『よし、その時が来た』と感じただけなんだよ」

「僕のことを知っている人は、大きな舞台でお別れを言うのがあまり好きではないことをわかっていると思う。僕はどちらかというと、自分の中に閉じこもっていたい人間なんだ。ハンブルク(地元)の友人や家族、そしてファンが応援してくれている中でフィニッシュするのはもっと大変なことになってしまう。応援してくれる人たちがいて、自分のボックスを見て、奥さんや友人を見ることができたらそれはまた別の次元の話になっちゃう。だから、僕にとってはいい決断だったと思っているよ」

コールシュライバーはツアーでのマッチ勝利数で478を記録し、シングルスで8つのタイトルを獲得。2006年3月から2021年2月までの間、世界ランクトップ100をキープしていたが、ウィンブルドン予選に出場したときは世界ランク230位だった。

「もちろん、長くできた要因は健康だよ。幸運なことに1度も手術したことがない。とても安定した仕事ができていたと思う。あと、僕はテニスに適した体型をしているんだ(178cm、70kg)。体が大きすぎず、軽量級のプレーヤーで、ある意味とても恵まれていると言えるだろう。だから、あれだけ長くいられたのだと思うよ」

「ラファ(ナダル)やロジャー(フェデラー)、ノヴァーク(ジョコビッチ)、マレーといったビッグネームと、おそらくこれまでで最もテニス競争の激しい時代にプレーしてきた。その時代にプレーできたことはとても幸運だった。もし、この4人がいなかったらもう少し何か達成できたかもしれない。でも、彼らと一緒にプレーできたことはとても光栄なことだったんだ」

最後には現役を離れた現在の心境を語っている。

「今はもう大丈夫だけど、数日間は非常に感情的だった。多くの人が僕に手紙を書き、昔の話や思い出を持ち出してくれた。でも、現役についてはもう潮時だと思ったし、プロとして生きていくための最後のモチベーションみたいなものはそこになかったから、この決断について悲しくはなかった。ただ人生の一部分が終わってしまうということだけだよ。テニスがもたらすすべての旅、すべての生活は、最後はそれほど楽しいものではなかったかもしれない。僕は今年39歳になるけど、とても長いキャリアだったと言えるし、すべてにとても満足している」

「しっかりと、素晴らしい時間を過ごしたと言える。やりすぎはしなかった。満面の笑みで去っていくよ」

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