男子テニスで元世界ランク16位
P・コールシュライバー(ドイツ)は20日にウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)予選1回戦に登場。世界ランク185位の
G・バレール(フランス)(フランス)を6-2,6-2のストレートで下した後のオンコートインタビューで、今大会をもって現役を引退すると明らかにした。
現在世界ランク230位で38歳のコールシュライバーが同大会の予選を戦うのはキャリア初めてのこと。これまでは16度ウィンブルドンに出場しており、すべて本戦ストレートインで戦ってきた。
この日はバレール相手に4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。バレールのブレークを1度に抑えると、自身はリターンゲームで5度のブレークを奪い、わずか52分で勝利した。
試合後のオンコートインタビューでコールシュライバーは「面白い話しだけど、ここ(予選会場)でプレーするのは初めてなんだ。ここまで最高で素晴らしいテニス人生だった。これが最後の大会になる。ウィンブルドン2022のあとに引退する。だから、まだ試合ができることはうれしく思っているよ。もしかしたら本戦に上がれるかもしれないしね」と語った。
インタビュアーに引退後は何をするか尋ねられると「まだ何も考えていない。ただ終わりにするだけなんだ。きっと特別な瞬間になる。自分はあまりしゃべらない人間だから、これが最後のシーズンだからどうとかは言いたくはない。でもこれが最後の大会だというのを知っている人もいるよ。どの試合もただ楽しみたい。ここまでは長い道のりだった。素晴らしい思い出がある。特にグランドスラムで良い結果を出せたシーズンはね。きっと今年は長い深呼吸をする1年になるだろう」と述べている。
コールシュライバーは予選2回戦で第32シードの
M・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。
コールシュライバーのオンコートインタビュー
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