男子テニスのエミリア・ロマーニャ・オープン(イタリア/パルマ、レッドクレー、チャレンジャー)は19日、シングルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク12位の
B・チョリッチ(クロアチア)が同140位の
E・イメル(スウェーデン)を7-6 (7-4), 6-0のストレートで破り、タイトルを獲得した。
>>杉田 祐一vsガイオ 1ポイント速報<<>>守屋 宏紀vsゴヨ 1ポイント速報<<前週のチッタ・デ・ペルージア(ペルージア/イタリア、クレー、ATPチャレンジャー)でベスト4進出を果たしたチョリッチ。この日は互いにサービスキープが続き、タイブレークに突入。3度目のセットポイントを決め切って、1時間33分で第1セットを先取。
続く第2セット、ファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得。1ゲームも与えず、2時間6分で勝利した。
試合後、チョリッチは自身のインスタグラムで「なんて1週間だ。トロフィーを手にすることは、僕にとってとても大きな意味がある。このために一生懸命練習してきた。これからが本番だ。さあ、仕事に戻ろう」と投稿した。
チョリッチは昨年3月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、 室内ハード、ATP500)ではベスト4に進出。しかし、その後のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ ドバイ、ハード、ATP500)では肩の痛みのため初戦を前に棄権を発表。同年5月に右肩の手術を行い、その後の大会は欠場した。
そして、今季3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で約1年ぶりの復帰。その後ATPツアー6大会に出場しており、最高の成績は4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)と前週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)での2回戦進出となった。
また今回の優勝により、20日に発表された世界ランキングでチョリッチは52上げて203位に浮上している。
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