テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は26日、女子シングルス2回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク43位の
A・リスケ(アメリカ)を6-0, 6-2のストレートで破り、4年連続の3回戦進出を果たすとともに今季ツアー30連勝を決めた。試合後、シフィオンテクは「もっと良くできることがある」と語った。
>>全仏OP男子組合せ・結果<<>>全仏OP女子組合せ・結果<<2020年に同大会を制覇したシフィオンテクはこの試合、ファーストサービス時のポイント獲得率が80パーセント、1度もゲームを与えず、22分で第1セットを先取。
続く第2セット、序盤で3ゲームを連取したシフィオンテクは、第7ゲームで2ゲーム連取を奪い、1時間1分で勝利した。
今回の勝利によって18歳のシフィオンテクはツアー連勝記録を“30”に伸ばした。
【2000年以降の連勝記録】
1.
V・ウィリアムズ(アメリカ)35連勝(2000年)
2.
S・ウィリアムズ(アメリカ)34連勝(2013年)
3.
J・エナン(ベルギー)32連勝(2008年)
4.シフィオンテク 30連勝(2022年)
5.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
6.
V・アザレンカ 26連勝(2012年)
7.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
8.J・エナン 24連勝(2005年)
8.V・ウィリアムズ24連勝(2002年)
9.
大坂なおみ 23連勝(2021年)
試合後、全仏オープンはシフィオンテクのコメントを公式サイトに掲載。連勝を重ねられる要因を明かしている。
「全然、自然なことではなく、ずっと取り組んできたことなの。 集中し、相手にプレッシャーを与えたいと思うことで、私は主導権を握り、コート上でリードすることができるんだと思う」
「それは簡単なことではない。気合を入れて、ゾーンに入らなければならない。だんだんうまくできるようになってきたけど、まだエキスパートではないわ。私は完璧主義者だから、もっと良くできることがあるはず」
勝利したシフィオンテクは3回戦で世界ランク95位の
D・コビニッチ(モンテネグロ)と対戦する。コビニッチは2回戦で同92位の
A・カロリーナ・スクミエドロワ(スロバキア)をストレートで下しての勝ち上がり。
なお同日には第3シードの
P・バドサ(スペイン)、第7シードの
A・サバレンカ、第11シードの
J・ペグラ(アメリカ)、第16シードのE・リバキナ、第20シードの
D・カサトキナ、第22シードの
M・キーズ(アメリカ)らが3回戦へ駒を進めた。
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