テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は24日、男子シングルス2回戦が行われ、第11シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク89位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を3-6, 6-4, 6-4, 6-3の逆転で下し、3年連続3度目の3回戦進出を決めた。
>>シナーら全仏OP男子組合せ・結果<<>>全仏OP女子組合せ・結果<<1回戦では世界ランク186位の
B・フラタンジェロ(アメリカ)をストレートで下したシナー。
第1セット、19本のアンフォーストエラーを犯すなど、リズムに乗れないシナーはカルバレス バエナに3つのブレークを許して、第1セットを落とす。
それでも、続く第2セットでは5つのサービスエースを決めると、リターンゲームでは第5ゲームにブレークを奪い1セットオールとする。
第3セットでは第1ゲームからブレークし、これを守りぬいてセットカウント2-1と逆転すると、第4セットでは3つのブレークを奪って、3時間44分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは試合後のシナーのコメントを公式サイトに掲載。次のように激闘を振り返った。
「特に序盤は、長いラリーが続いてタフな試合だった。大事なのは続けていくことだ。各セットで重要なポイントを取り続けることができたし、とてもハッピーだよ」
勝利したシナーは3回戦で世界ランク60位の
M・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。マクドナルドは2回戦で第22シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第7シードの
A・ルブレフ、第11シードのJ・シナー、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第20シードの
M・チリッチ(クロアチア)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク6位の
G・シモン(フランス)、元世界ランク7位の
D・ゴファン(ベルギー)らが3回戦へ駒を進めている。
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