男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）は１３日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク８３位のＬ・ムセッティ（イタリア）が第６シードのＦ・オジェ アリアシム（カナダ）を6-2, 7-6 (7-2)のストレートで破り、大会初のベスト１６進出を果たした。

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前週のハッサン2世グランプリ（モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250）では８強入りを果たしていた２０歳のムセッティ。今大会の１回戦では世界ランク６１位のＢ・ペール（フランス）をフルセットで破り勝ち上がりを決めていた。

この試合の第１セットでは第３ゲームでブレークに成功。第７ゲームでもブレークを奪って先行する。第２セットではファーストサービスが入った時に７８パーセントの確率でポイントを獲得。お互いに１度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入する。３度のミニブレークに成功したムセッティが１時間４２分で勝利した。

大会の公式サイトはムセッティのコメントを掲載し「僕はここに住み、ここで練習している。ここにいて、このような観客の前でプレーできるのはうれしいこと。本当にうれしいよ」と語った。

「バックハンドのダウン・ザ・ラインは、僕の多くの素晴らしいショットの鍵になった。第１セットの後、彼（オジェ アリアシム）はパワフルなサーブで反撃してきたが、僕は落ち着いて堪え抜いたし、それが今日の最も素晴らしい点だった」

勝利したムセッティは３回戦で第１２シードのＤ・シュワルツマン（アルゼンチン）と対戦する。シュワルツマンは２回戦で世界ランク５７位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）を6-0, 7-6 (7-4)のストレートで破っての勝ち上がり。

同日には第２シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）、第４シードのＣ・ルード（ノルウェー）、第５シードのＡ・ルブレフ、第９シードのＪ・シナー（イタリア）らが１６強に駒を進めた。

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