男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は6日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク94位の
N・キリオス(オーストラリア)が第7シードの
T・ポール(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで破り、2018年以来4年ぶり2度目のベスト8進出を決めた。
1回戦では世界ランク52位の
M・マクドナルド(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破ったキリオス。
この日はファーストサービス成功時に88パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第5ゲームで最初のブレークに成功して第1セットを先行する。
続く第2セットでは第1ゲームからブレークを奪うと、第7ゲームでもブレークに成功して1時間10分で同一戦を制している。
男子プロテニス協会のATPは試合後のキリオスのコメントを掲載。
「彼(ポール)はとてもいいプレーヤーだよ。若いし、すでに何ができるか、誰を倒すことができるかを示している」
「今日はしっかりとしたサーブを打たなければいけないと思っていたんだ。おそらく僕のキャリアの中で、クレーコートでプレーした良い試合のひとつだと思う」
勝利したキリオスは準々決勝でラッキールーザーで出場している世界ランク226位の
M・モウ(アメリカ)と対戦する。モウは2回戦で世界ランク114位の
S・クエリー(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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