女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は28日、シングルス4回戦が行われ、世界ランク77位の
大坂なおみが同50位の
A・リスケ(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。試合後には「体が少しなまっていた感じはあった」とコメントした。
>>大坂 なおみvsコリンズ 1ポイント速報<<>>大坂ら マイアミOP組み合わせ<<今大会は1回戦で世界ランク96位の
A・シャルマ(オーストラリア)、2回戦で第13シードの
A・ケルバー(ドイツ)をそれぞれストレートで破った大坂。3回戦では同74位の
K・ムチョバ(チェコ)が試合前に左腹部の負傷により棄権したため勝ち上がりを決めている。
この試合の第1セット、第1ゲームで4度のブレークポイントを凌いだ大坂は直後の第2ゲームでブレークに成功し3ゲームを連取。第8ゲームで5度のブレークチャンスを活かしきれなかったものの、サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをものにして先行する。
第2セットでは第2ゲームで先にブレークを許した大坂。しかし、直後の第3ゲームでブレークバックに成功。そこから4ゲームを連取し、1時間32分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトに大坂のコメントを掲載。2019年10月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)3回戦以来の対戦となったリスケとの試合を振り返った。
「3日間プレーしていなかったので、体が少しなまっていた感じはあったけど、とにかく自信をもって、調子を取り戻そうとした。前回対戦したのは2年前だったけど、彼女(リスケ)は本当にタフな相手で、ちょっと型破りなところもあるので、彼女のボールの軌道は私にとってかなり難しいものだった」と語った。
「彼女はすべてのポイントで勝ちにきていた。彼女のフォアハンドは打ち方が独特で、私も打ちにくかった。それ(に対応するの)がこの試合で彼女に勝つために必要なことだと思ったわ。私がやっていることの答えを彼女が持っているような気がした。そこからはお互いに調子を上げていった」
勝利した大坂は準々決勝で第9シードの
D・コリンズ(アメリカ)と対戦する。コリンズは4回戦で第8シードの
O・ジャバー(チュニジア)を6-2, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第22シードの
B・ベンチッチ(スイス)らが8強に駒を進めている。
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