男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス4回戦が行われ、第19シードの
C・アルカラス(スペイン)が第26シードの
G・モンフィス(フランス)を7-5, 6-1のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」で初のベスト8進出を果たした。試合後には「マスターズ1000で準々決勝に進出することは、本当に特別なことなんだ」と述べた。
>>アルカラスvsノリー 1ポイント速報<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<今大会が2度目の「ATPマスターズ1000」出場となったアルカラス。前回出場した大会もBNPパリバ・オープンであり、その時は2回戦敗退。今大会では3回戦で第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)にストレート勝ちを収めて元世界6位のモンフィスとの4回戦に臨んだ。
この試合の第1セットでは第11ゲームでブレークに成功したアルカラス。モンフィスに1度もブレークチャンスを与えることなく先行する。第2セット、序盤で4ゲーム連取に成功したアルカラス。ファーストサービスが入った時に89パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークを許さず、1時間17分で勝利。1989年に17歳で同大会の準々決勝に進出した
M・チャン(アメリカ)に次ぐ最年少記録となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「僕にとって、とても意味のあること。この大会での自分のプレーレベルを本当に誇りに思う。この大会が大好きだし、ここで準々決勝に進出できたことはとてもいいことだよ」と語った。
「このレベルをキープできれば満足だよ。でも、僕は自分にいつも言い聞かせている。毎日成長することができる、毎日より良くすることができるとね」
勝利したアルカラスは準々決勝で第12シードの
C・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは4回戦で世界ランク43位の
J・ブルックスビー(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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