男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は9日、シングルス予選決勝が行われ、世界ランク543位で17歳の
シャン・ジュンチェン(中国)は予選第19シードのE・モーライン(ドイツ)と対戦し、6-3の時点でモーラインが棄権したため、初の本戦入りを決めた。
>>大坂らBNPパリバOP組み合わせ<<>>メドベージェフらBNPパリバOP 男子組み合わせ<<2021年の全米オープンジュニア(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾ったシャンは、中国人選手として初めてITFジュニアランク世界1位で昨季を終了した。
また、昨季はITFフューチャーズで3度の優勝をおさめ、今年の2月にもITFフューチャーズでは9月のM15・ネイプルズ(アメリカ/フロリダ州、クレー、ITFフューチャーズ)で優勝をおさめている。
この日の予選決勝では、互いのサービスキープが続く中、第5ゲームから3ゲーム連取に成功し、第7ゲームの時点でゲームカウント5-2とリードする。その後、両者はキープし、31分で第1セットを先取。その時点でモーラインが棄権を申請した。
17歳1カ月のシャンはBNPパリバ・オープンの本戦において、2006年に16歳8カ月で出場した
D・ヤング(アメリカ)以来、最年少の出場選手となった。
本戦進出を果たしたシャンは1回戦で世界ランク99位の
J・ムナル(スペイン)と対戦する。ムナルは予選決勝で第18シードの
A・ブキッチ(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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