4日、5日に開催される、男子テニス国別対抗戦のデビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「オーストラリアvsハンガリー」(オーストラリア/シドニー、屋外ハード)が5日に2日目が行われ、オーストラリアが3勝2敗で決勝トーナメント進出を果たした。試合後に第5試合を戦った
T・コキナキス(オーストラリア)は「今年を始めるにあたって、これ以上望むものはない」と述べた。
>>デ杯 日本vsスウェーデン対戦表・結果<<>>高校センバツ 男女団体組合せ<<シングルス2試合が行われた大会1日目を1勝1敗で終えたオーストラリア。第3試合では
J・ピアース(オーストラリア)/
L・サビル(オーストラリア)組が
M・バルクス(ハンガリー)/ F・マロジャン組に4-6, 4-6のストレートで敗れ、1勝2敗と崖っぷちに立たされる。しかし、第4試合では
A・デ ミノー(オーストラリア)(オーストラリア)が
M・フチョビッチ(ハンガリー)(ハンガリー)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで破り2勝2敗に追いつく。
迎えた第5試合ではコキナキスがZ・ピロシュ(ハンガリー)と対戦。コキナキスは第1セット、ファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1ゲームでいきなりブレークに成功し先行する。第2セットでも勢いに乗るコキナキスは第3ゲームでブレークに成功。6-4, 6-4のストレートで破って、オーストラリアの勝利を決めた。
デビスカップの公式サイトは第5試合を戦い勝利をおさめたコキナキスのコメントを掲載。今季、1月のアデレード国際2(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で悲願のツアー初優勝、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で
N・キリオス(オーストラリア)とペアを組みダブルスでタイトルを獲得したコキナキスは次のように語った。
「デビスカップはとても変わっている。シングルスやATPでは自分1人のように感じるけど、ここでは国全体が自分を応援してくれているように感じるんだ。プレッシャーの種類は違うけど大きな舞台で自分のプレーをしたいのであれば、慣れるしかないだろうね」
【1日目:2022年3月4日】
■第1試合
デ ミノー 7-5, 6-2 ピロシュ
■第2試合
T・コキナキス 6-7 (4-7), 6-1, 3-6 フチョビッチ
【2日目:2022年3月5日】
■第3試合
ピアース/サビル組 4-6, 4-6 バルクス/ マロジャン組
■第4試合
デ ミノー 7-6 (7-4), 6-4 フチョビッチ
■第5試合
コキナキス 6-4, 6-4 ピロシュ
予選は「オーストラリアvsハンガリー」と、「フランスvsエクアドル」「スペインvsルーマニア」「フィンランドvsベルギー」「アメリカvsコロンビア」「オランダvsカナダ」「ブラジルvsドイツ」「スロバキアvsイタリア」「日本vsスウェーデン」「カザフスタvsノルウェー」「アルゼンチンvsチェコ共和国」「オーストリアvs韓国」の計12戦が各国で開催される。
デビスカップ・ファイナルズには、予選を勝ち上がった12カ国に加えて、昨年準優勝のクロアチア、ワイルドカード(主催者推薦)のセルビアとイギリスが出場する。
また国際テニス連盟のITFが1日、ロシアによるウクライナ侵攻に関し声明を発表し、ロシアテニス連盟・ベラルーシテニス連盟の資格停止処分を下したため、前回大会優勝のロシアと予選から出場を予定していたベラルーシはこの大会を辞退することとなった。
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