男子プロテニス協会のATPは6日に公式サイトで、2007年のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、室内ハード、ATP1000)で優勝した元世界ランク3位の
D・ナルバンディアン(アルゼンチン)を特集した。
<YouTube>強烈サーブ攻略なるか!?【テニス 内山 靖崇】と対決、プロの凄まじさを体験>>YouTube テニス365チャンネル<<当時同大会は10月に開催され、現在とはサーフェスも異なりレッドクレーではなくハードコートで行われていた。
ナルバンディアンは初戦で
A・クレマン(フランス)、2回戦で
T・ベルディヒ(チェコ)、3回戦で
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を下してベスト8へ進出。そこから歴史に残る記録を打ち立てた。
準々決勝でナルバンディアンは当時世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)を6-1, 6-2のストレートで下した。試合後には「ナダルのミスを活かすことができた。とてもいいプレーができた」と語った。
準決勝は当時世界ランク3位の
N・ジョコビッチ(セルビア)。ブレークを許さず6-4, 7-6 (7-4)で破り決勝へ進出した。
勝利後は「これはとても重要な勝利だ。これほどいい年は今までなかった」と明かした。
決勝では当時世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)と激突。1-6, 6-3, 6-3の逆転で撃破し、キャリア初のマスターズ1000タイトルを獲得した。
「とても集中していた。勝つために凄まじいプレーを強いられたけど、全てが僕のいいように進んだ。とても多くの素晴らしい選手たちを倒せて自信になった」
この優勝でナルバンディアンは現在に至るまで、1大会でBIG3と呼ばれる3人に勝利した唯一の選手となった。
その後は同年のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)でもフェデラー、ナダルに勝利して優勝を飾った。
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