テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)が第23シードの
S・ワウリンカ(スイス)を7-6 (8-6), 6-3, 3-6, 6-1で破り、四大大会初のベスト4進出を果たした。
>>メドヴェデフら全米OP対戦表<<この日、メドヴェデフは2時間34分で2016年覇者のワウリンカを振り切ったが、試合中に左足の治療を受けていた。
会見では「まだ足にかなりの痛みがある。あるゲームでは足をリラックスさせるために走らないようにしなければいけなかった。けががよくなることを願っている」と明かした。
今季好調のメドヴェデフは8月のハードコート・シーズンから強さを見せており、シティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500 )とロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)で準優勝、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では優勝を飾って今大会に臨んでいる。
「一歩一歩やってきた。ランキングもどんどん上がった。この4週間に起こったことは本当に驚いている。テニス人生で最高の成績」
「(ロジャーズ・カップ後)大会が用意してくれたジェット機で移動した。ホテルに着いたのは午前3時半頃だった。1日リラックスする時間があったけど、初戦から
K・エドモンド(イギリス)と戦わなければいけなかった。自分に『人生で最高の成績を出したばかり。だから気楽に考えよう』と言った。そして(W&Sオープンで)優勝してしまった」
「結果を出すために努力している。それを夢見てきた。自分のテニスは戦術がたくさんあり、安定感もある」
またメドヴェデフはベスト4へ進出したことで、11月に行われるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)への初出場が確定した。
「本当に驚き。いつも頭にあることは、次の大会に集中すること。わずか4週間の結果で正式に出場権を獲得した。それは最高のシーズンを送っていると示している。でも、ここで止まりたくない。最終戦には優勝候補の1人として出場したい」
23歳のメドヴェデフは準決勝で、第3シードの
R・フェデラー(スイス)と世界ランク78位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と決勝進出を争う。
「全米オープンテニス」
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【放送予定】
8月26日(月)~9月9日(月)連日独占生中継
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