失セット0で全米OP4強へ

ベスト4進出を果たしたスイトリナ

画像提供：ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は３日、女子シングルス準々決勝が行われ、第５シードのＥ・スイトリナ（ウクライナ）が第１６シードのＪ・コンタ（イギリス）を6-4, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト４進出を果たした。

この日、スイトリナは第７ゲームでネットに出るコンタに対してバックハンドのパッシングショットを決めてブレークに成功し、第１セットを先取。

第２セットも好調のスイトリナは第７ゲームで強烈なリターンからウィナーを放ち、ラブゲームでブレークする。その後も主導権を握り、１時間４０分で勝利した。

１セットも落とさずに４強入りを決めたスイトリナは会見では「とてもうまくプレーできてる。サービスの調子がいい。私のキャリアは一歩ずつ前に進んでいると思う。とてもゆっくりだけど、確実に進んでいる」と語った。

「準決勝にこれるとは思っていなかった。１試合を確実にこなしていこうと思っていた。これはグランドスラム。たくさんのプレッシャーがあり、みんなから多くの期待がある。自分自身のプレッシャーもある」

準決勝では、第８シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）と第１８シードのワン・チャン（中国）と対戦する。

スイトリナは「次の試合も、このままプレーできるよう努めたい。周りのことは考えすぎず、自分がやるべきことをするのが私たちの仕事。自分のベストなテニスができた方が勝つ」と意気込んでいる。

「全米オープンテニス」
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