テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク135位の
M・バグダティス(キプロス)は第17シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)に1-6, 6-7 (4-7), 3-6のストレートで敗れ、現役引退となった。
>>錦織vsジョンソン 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<今大会を最後に引退すると発表していたバグダティスは、今季2勝するなど好調のベレッティーニに1時間42分で敗れた。
試合後の会見では「コートは去りたくなかった。素晴らしい最後で、驚きだった。感謝したい。何と言ったらいいか。両親、コーチ、エージェント、友達、家族。みんなが、この2週間ずっと一緒にいてくてた。一緒にいてくれたことに感謝したい。泣いてしまうが、とてもハッピー。誰にとっても幸せな瞬間」と語った。
34歳のバグダティスは、2006年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でノーシードから四大大会初の決勝進出を果たす快進撃を見せると、同年のウィンブルドンではベスト4へ進出。世界ランキングは8位へ上り詰めた。
これまでツアー4勝しているバグダティスは「後悔はない。実家を14歳で出て、パリで生活していた。それからずっと戦わなければいけなかった。テニスが与えてくれたことに感謝している」と振り返った。
「唯一後悔しいることがあるとすれば、オーストラリアでラケットを4本壊したこと。あれは自分ではなかった。自分はあんな人間ではない」
一方、勝利したベレッティーニは3回戦で第24シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。
「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算20勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。
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