女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)は12日、シングルス4回戦が行われ、第1シードの
大坂なおみは第23シードの
B・ベンチッチ(スイス)に3-6, 1-6のストレートで敗れ、2年連続のベスト8進出とはならなかった。
>>西岡vsケクマノビッチ1ポイント速報<<大坂は昨年にツアー初優勝を果たした地で、今年は4回戦で力尽きた。女子プロテニス協会のWTA公式サイトには大坂のコメントが掲載されている。
「このようなスコアで負けた時は、いつもかなり落ち込んで悲しい気持ちになってしまう。でも、今はとてもいい気分。なぜならベストを尽くしたし、後悔することは何もないから。試合を通して終始前向きな気持ちだった」
続けて「正直、彼女(ベンチッチ)がとてもいいプレーをしていただけ。彼女は素晴らしい選手。どんなプレーをしたかを考えても、今日は他に何もできなかった。本当に難しかった」とベンチッチに脱帽した。
「ポイントが始まると、彼女が主導権を握っていると感じた。出だしは攻撃的にプレーしようとし過ぎていたと思う。終盤は多くのラリーをしようとして、深さなどをミックスした。彼女はそんなことにもしっかり対応していた」
1時間6分で敗れた大坂だが、18日に発表の世界ランキングで1位の座をキープすることになった。
21歳の大坂は、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)優勝後にサーシャ・バイン氏とのコーチ関係を解消。新たなコーチにジャーメン・ジェンキンス氏をチームへ招き、新体制で今大会に臨んでいた。
「チームで誰かを変えた時は、いつも少し難しい。でも新しいチームで初めての大会としては、まずまずだったと感じている。いいコミュニケーションもとれている。それは、とてもプラスなこと」
今後、大坂は19日からの(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア・マンダトリー)に出場予定。
「誰もがマイアミを楽しみにしている。こうして自分がいる状況は幸運なことだと思っている。誰もが待ち望んでいることだと思う」
一方、勝利したベンチッチは準々決勝で第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)と対戦する。プリスコバは4回戦で第21シードの
A・コンタベイト(エストニア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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