tennis365.netは9日、タレント・俳優活動の傍らテニス普及活動やジュニア選手の育成を行っている
メイ・イズモト(松竹芸能所属)と、JTA日本ランキングでシングルス自己最高5位の
井藤祐一によるジュニアクリニックをミズノスポーツプラザ舞洲(大阪府大阪市此花区)で開催。
現在ボランティアでジュニア育成・普及活動を行うメイイズモトとゲスト講師が「もっと試合に勝ちたい」、「もっと上達したい」と考えるテニスに真剣なジュニアのために開催している本企画。メイと井藤によるジュニアクリニックの開催は今年の1月に続いて2回目。
メイは大阪府堺市出身で小学校からテニスを始め、高校はテニスの強豪校、清風高校に進学し、全国選抜高校テニス大会では団体戦で3位に入賞。アメリカ留学を経て国内大会に精力的に出場するなどの実績を持つ。
>メイ・イズモト公式ブログ<メイ・イズモト
現在32歳の井藤は身長184cmと日本人プレーヤーとしては恵まれた体格を生かした、強烈なサーブとストロークが武器。メイと同じく清風高校出身で、2004年の全日本ジュニアテニス選手権では18歳以下の部門で単複優勝。プロ転向後はツアー下部大会のITFフューチャーズで単複で多くの優勝をおさめている。
井藤祐一
この日は午前に小学校3年生から中学3年生を対象としたオープン参加型のクリニックを開催し、午後には昨年4月から毎月選抜メンバーを対象に行っている「tennis365.netxメイ・イズモト ジュニア育成共同プロジェクトsupported byミズノ」の月例練習会が行われた。
クリニックではストローク中心の基礎メニューを通じて、前後左右、あらゆるボールに対して自分が打ちやすいポイントでボールでとらえることを重視して行われた。
井藤からジュニアに向けて、「ボールに力を伝えやすいパワーポジションで、いかに多くボールを打てるようになるかが重要。試合中に、より多くパワーポジションで打つ回数を増やすことができれば、力のあるボールを、自分でコントロールすることができる」とアドバイスが送られた。
午後より行われた選抜メンバーの練習会では前回と同様に、井藤が実際に練習時に行っているウォームアップ、ストレッチ、体幹トレーニングのメニューを約1時間かけて実施。
「ウォームアップの目的は、身体をテニス(試合)に臨める状態を作ること」と語る井藤は、最初のランニングにおいても惰性で走るのではなく、「自分でペースを作ることが大事。ゆっくり身体を温めるタイミングなのか、強度を上げて負荷をかける場面なのかを意識してコントロールすること」とコメント。
オンコートでの練習はストローク中心の基礎メニューに加えて、タイブレークでのマッチ練習を行い、その後に井藤が試合のフィードバックを行った。
井藤は「練習のときの1球1球に対して、試合と同じように集中して臨んでいるか。試合の時は集中して練習では集中していない、それでは練習の質は上がらないし、結局練習で出来ていないショットは試合でも入らない。練習の1球1球をなんとなく打つのではなく、目標・狙いを決めて集中して取り組むことが試合に繋がる」とジュニアに向けてアドバイスを送った。
練習会終了後の総括でメイは「この練習会は、(トライアウトで)選抜されたメンバーのみで行われているので、参加したいけど出来ないメンバーの分もこの時間を大切にして、集中しよう。どんなに遠いボールだろうが、アウトだろうが、あきらめずに最後までボールを追っていこう」とコメント。
そしてゲスト講師を務めた井藤は、「今日いくつかアドバイスしたことは、普段みんなが教わっているコーチが伝えていることと同じだと思います。言い方は違えど、より良い練習を行うため、試合に勝つために大事なことを自分なりのアプローチで伝えたつもりです。明日からの練習で生かしていってもらえたら嬉しいです」と語った。
また午前のクリニック、練習会後には井藤、メイがアドバイザリー契約を結ぶゴーセンより提供された景品が参加者にプレゼントされた。
【協力】
ミズノ株式会社、
株式会社ゴーセン、
越後屋スタジオ【今後の活動予定】
メイ・イズモト
3月30日(土)・31日(日)21時よりテレビ朝日系で放送される2夜連続スペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』@ex_akechiの第2夜に出演。
>番組公式HP<井藤祐一
3月11日より予選が開幕する三菱電機・早稲田大学インターナショナル テニス オープン 2019に出場。
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