男子テニスのシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)は10日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク75位の
西岡良仁は同19位で第3シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に1-6, 6-3, 6-7 (1-7)のフルセットで敗れ、今季初のツアーベスト4進出とはならなかった。
序盤、予選勝者の西岡はミスを重ねて第1セットを落としたが、第2セットに入ると得意のストローク戦でポイントを獲得し、セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットでは第1ゲームでシュワルツマンのサービスゲームをブレークする好スタートを切るも、ブレークバックを許すと以降は一進一退の攻防に。そして、第12ゲームでは2本のマッチポイントをしのぐ粘りを見せたが、タイブレークの末に力尽きた。
西岡は、昨年9月の深セン・オープン(中国/深セン、ハード、ATP250)で日本男子5人目のツアー優勝を成し遂げている。今後は14日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場予定。
一方、勝利したシュワルツマンは、準決勝で第8シードの
A・セッピ(イタリア)と対戦する。セッピは準々決勝で第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)を逆転で下しての勝ち上がり。
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