男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メス、室内ハード、ATP250)は22日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク166位の
M・バッヒンガー(ドイツ)が第1シードの
錦織圭を2-6, 6-4, 7-5の逆転で破る番狂わせを起こし、ツアー初の決勝進出を果たした。
>>大坂ら武漢OP対戦表<<予選から勝ち上がってきた31歳のバッヒンガーは序盤、錦織に圧倒されて第1セットを落とす。しかし、第2セットに入るとカウンターショットを決めるなどで徐々に流れを掴み第10ゲームでブレークに成功、セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットは錦織に握られた6度のブレークポイントをしのぐと、第12ゲームではミスを誘い出してブレークし、2時間10分で勝利した。
男子テニス協会のATPには「テニス人生で最大の成功。圭は本当に素晴らしい選手。彼は最初のセットでいいプレーをしていた。自分は戦い続け、ブレークチャンスでは有利に進められた。終始攻撃的なプレーに努めた。それが鍵だった」とバッヒンガーのコメントが掲載されている。
「コートの状態などは自分のプレーに適している。ボールがそこまで高く弾まないから。それは大会の序盤から感じていた。それでも決勝まで勝ち進めるとは思っていなかった。とてもうれしい」
ツアー初優勝をかけて、決勝では世界ランク39位の
G・シモン(フランス)と対戦する。元世界ランク6位のシモンは準決勝で
R・アルボット(モルドバ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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