男子テニスの下部大会RBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
錦織圭が世界ランク158位の
M・マクドナルド(アメリカ)を6-1, 6-4のストレートで下し、復帰後初優勝を果たした。錦織がATPチャレンジャーでタイトルを獲得するのは、2010年11月のノックスビル・チャレンジャー(アメリカ/ノックスビル、室内ハード、ATPチャレンジャー)以来 約7年ぶり。
>>杉田ら南フランスOP対戦表<<決勝戦、自身のサービスゲームで苦戦しながらもポイントを重ねた錦織は、第4ゲームでブレークに成功。その後もネットに出るなど積極的な攻めで優位に立ち、第1セットを先取する。
続く第2セット、バックハンドのダウン・ザ・ラインなどを決めた錦織は第5ゲームで先にブレーク。安定したストロークでマクドナルドに主導権を与えず、ストレート勝ちをおさめた。
右手首のけがからの復帰第2戦目となった今大会、1回戦で世界ランク214位の
D・ノビコフ(アメリカ)、2回戦で同162位の
M・バッヒンガー(ドイツ)、準々決勝で同295位のD・コプファー(ドイツ)、準決勝では同234位の
ユング・ジェイソン(台湾)を下して決勝まで勝ち上がった。
昨年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)開幕前に右手首を負傷した錦織は、以降の全大会を欠場。今年1月のニューポート・ビーチ・チャレンジャー(アメリカ/ニューポートビーチ、ハード、ATPチャレンジャー)で約5カ月ぶりの公式戦に臨んだが、1回戦で敗れていた。
今後は、12日開幕のニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)、26日からのアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)に出場する予定。
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