テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は3日目の17日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク41位の
杉田祐一は4時間33分におよぶ死闘の末に惜敗。試合後の会見では「正直、運がなかったというのはあります。悔しいですが、しょうがないです」と落胆した。
>>全豪OP 男子対戦表<<>>大坂vsヴェスニナ 1ポイント速報<<この日、
I・カルロビッチ(クロアチア)の強烈なサービスに苦戦した杉田は6-7 (3-7), 7-6 (7-3), 5-7, 6-4, 10-12のフルセットで敗れ、惜しくも四大大会初の3回戦進出とはならなかった。
「予想以上に相手の(プレーの)精度が落ちなかった。なるべく早い段階でチャンスをものにしたかった」
今大会では1回戦で第8シードの
J・ソック(アメリカ)を破る金星をあげ、全豪オープン初勝利、トップ10から初勝利、四大大会3大会連続の2回戦進出を決めた。
昨年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で日本男子史上3人目のツアー優勝を果たしてから勢いに乗っている杉田は「あそこまで精神的に維持できたのは、成長したと思います」と、この日の戦いから手応えを得ていた。
同日の2回戦では、けがから復帰した
西岡良仁が
A・セッピ(イタリア)に挑むもストレートで敗れた。
ダニエル太郎は前日の1回戦で
J・ベネトー(フランス)に逆転負けを喫した。
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