男子テニスで世界ランク12位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は4日、自身のフェイスブックに黒いラケットで練習している写真を投稿し、「試合を改善し、けがを予防するために異なる用具を使った新しい動きを取り入れている」と綴った。
コート上でコーチの
A・アガシ(アメリカ)と練習を行ったジョコビッチは「毎日、自信を感じることができている」と心境を明かした。
30歳のジョコビッチは、今年5月に四大大会で8度の優勝を誇る元世界ランク1位のアガシをチームに招き入れ、11月30日には同8位の
R・シュティエパネック(チェコ)を招へいしたと発表。
今シーズンはカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ 、ハード、ATP250)とAEGON国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)の2大会で優勝を飾ったが、右肘の負傷が原因でウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)準々決勝を最後に長期休養に入った。
今後は、12月28日から30日にかけて行われるエキシビション・イベント、ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード)に出場する予定。
公式戦への復帰は2018年1月2日に開幕のカタール・エクソンモービル・オープンを予定しており、その後は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2年ぶり7度目の優勝を狙う。
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