ITFジュニアサーキット グレードAの大阪市長杯 世界スーパージュニアテニス選手権大会(兵庫県/ブルボンビーンズドーム、室内ハード)は22日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
清水悠太(西宮甲英高校)が第2シードのT・スカトフ(ロシア)を6-3, 7-6 (7-5)のストレートで下し、世界ジュニアの頂点に立った。
>>杉田らスイス室内 対戦表<<この日、4ゲーム連取する好スタートを切った清水だったが、ミスなどが重なり、ゲームカウント4-3に。しかし、第8ゲームでブレークに成功して悪い流れを断ってリードを奪い、第1セットを先取する。
続く第2セット、ゲームカウント5-3で迎えた第9ゲームでマッチポイントを握ったが、これを活かすことが出来ずに3ゲーム連取を許す。しかし、最後はタイブレークをものにして勝利を掴んだ。
優勝を決めた直後の清水
昨年優勝を飾った
綿貫陽介に続き、2年連続で日本人選手がタイトル獲得となった。
試合後にファンサービスを行う清水
第2シードのティモフェイ・スカトフ
清水は今大会、1回戦で坂川広樹(楠クラブ)、2回戦でA・カレンダー(クロアチア)、3回戦で影山太星(名経大市邨高校)、準々決勝で第9シードのY・エレル(トルコ)、準決勝でT・ボイヤー(アメリカ)を下し、1セットも落とすことなく決勝まで勝ち上がった。
今シーズンは、8月のダンロップ スリクソン全日本ジュニアテニス選手権'17(大阪/大阪市、靱テニスセンター)18歳以下男子シングルスでタイトルを獲得。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では、シングルスで初戦敗退したものの、
堀江亨(TEAM YONEZAWA)とペアを組んだダブルスで準優勝を飾った。
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