男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メッツ、ハード、ATP250)は20日、シングルス1回戦が行われ、第5シードの
M・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク67位の
PH・エルベール(フランス)を6-7 (3-7), 6-3, 6-2の逆転で下し、2年ぶりの初戦突破を果たした。
2010年大会ファイナリストのズベレフはこの日、タイブレークの末に第1セットを落としたものの、第2セット以降は1度しかブレークを許さず、1時間57分で勝利を手にした。
2回戦では、世界ランク113位の
H ・ラクソネン(スイス)と対戦する。ラクソネンは、1回戦で
P・H・マチュー(フランス)をストレートで破っての勝ち上がり。
30歳のズベレフは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会自己最高のベスト8進出を果たし、バンク・エリック・ストゥルザ・ジュネーヴ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)では
錦織圭らを下して準優勝。
さらに全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では、大会初のベスト16入りを果たした。
また、同日には
N・マウー(フランス)が
D・ブラウン(ドイツ)をストレートで下して2回戦に進出。第8シードの
G・シモン(フランス)は予選勝者の
P・ゴヨブジク(ドイツ)に敗れてベスト8入りを逃した。
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