女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は20日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)が世界ランク32位の
D・カサキナ(ロシア)に7-6 (7-5), 6-3のストレートで勝利し、2年ぶりのベスト8進出を果たした。
この試合、序盤でカサキナに3ゲーム連取されてリードを許したケルバーだったが、タイブレークを制して第1セットを先取。続く第2セットでは3度のブレークチャンスを全てしのぎ、1時間21分で勝利した。
準々決勝では、第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と対戦する。プリスコバは、2回戦で予選勝者の
M・リネッタ(ポーランド)をストレートで下しての勝ち上がり。
世界ランク14位のケルバーは、2013年の東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントで
A・イバノビッチ(セルビア)や
C・ウォズニアッキ(デンマーク)らを下して決勝に進出。
P・クヴィトバ(チェコ共和国)に破れるも準優勝を飾った。
今シーズンは、アビエルトGNP保険オープン(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTA インターナショナル)で準優勝。
四大大会では、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で4回戦に進出したが、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では初戦敗退を喫していた。
一方、敗れた20歳のカサキナは大会初のベスト8進出とはならなかった。
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