テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第12シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)に4-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れた第29シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)は試合後の会見で「大きなスタジアムでプレーするのは本当にハッピーな気持ち。今年は最高のシーズン」とコメントした。
>>ナダルvsルブレフ 1ポイント速報<<>>フェデラーvsデル=ポトロ 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<25歳のシュワルツマンは今大会、1回戦で
C・ベルロク(アルゼンチン)、2回戦で
J・ティプサレビッチ(セルビア)、3回戦では2014年覇者で第5シードの
M・チリッチ(クロアチア)、4回戦では第16シードの
L・プイユ(フランス)を下し、四大大会初のベスト8進出を果たした。
「信じられない雰囲気だった。アーサー・アッシュ・スタジアムで友人であるパブロとの準々決勝だった。最初の2セットはお互いにとって接戦だったと思う。良いプレーをしていた。観客も楽しんでいた。」
この日は、カレノ=ブスタから10度ブレークチャンスを作るも、2度しか活かすことが出来ず、1時間59分で敗れた。
試合を振り返ったシュワルツマンは「今日は最高の気分だが昨日は辛かった。昨日の練習のとき足や体に痛みがあった。でも今日は大丈夫。今日はこれまでよりちょっと暑かったから少し辛かったが、ただパブロが良いプレーをしていた」と友人の健闘を称えた。
また、今大会のトップハーフでは2009年覇者の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が勝ち残っており、6日の準々決勝で第3シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。2度目の優勝を狙う同胞については「観客は彼を愛していると思う。いつも100パーセントでプレーしようとしているし、この大会では本当に良いプレーをしている。昨日はドミニク(
D・ティーム(オーストリア))相手に驚きのフルセットを戦った。観客はあんな試合が大好きなはず」とコメント。
グランドスラムで上位シードを下す快進撃を見せた25歳は「この大会のような成績は自信に繋がる。今年は本当に良いテニスをしている。幾つかの大会で週末まで残れているし、そんな大会のあとは自信がついている。それにはとても満足しているし、今後も続けて行きたい」と自信を覗かせた。
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