テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は2日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク45位の
大坂なおみは元世界ランク15位の
K・カネピ(エストニア)に3-6, 6-2, 5-7のフルセットで敗れ、惜しくも四大大会初のベスト16進出とはならなかった。試合後の会見では「精神的にちょっと不安定だった。彼女(カネピ)の方が前向きだったのかもしれない」と涙ながらにコメントした。
>>フェデラーvsロペス 1ポイント速報<<>>全米OP対戦表<<この日、一進一退の攻防が続く中、ファイナルセットで大坂は怒涛の巻き返しで一時リードするもカネピの強打に屈し、2時間3分で敗れた。
19歳の大坂は1回戦で昨年覇者の
A・ケルバー(ドイツ)を破る金星をあげると、2回戦では世界ランク90位の
D・アレルトバ(チェコ共和国)をフルセットで振り切っていた。
「良いプレーができていなかった。ケルバーとの試合は本当に良かった。これまでの2試合とは同じレベルで戦えていないと感じた」
「ケルバーに勝ってから、自分にちょっとストレスをかけてしまったと思う。自分自身に、より期待しまった。だから、もし次のグランドスラムでトップ選手を下したりしても、試合ごとにそれはそれで1つの試合だと受け止めて、自分自身のプレーをするようにしたい」
勝利したカネピは、4回戦で
D・カサキナ(ロシア)と対戦する。カサキナは3回戦で第12シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)をストレートで破っての勝ち上がり。
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