テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、女子シングルス1回戦が行われ、第12シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)が世界ランク60位の
L・アルアバレナ(スペイン)を6-2, 1-6, 6-1のフルセットで下し、2年ぶりの初戦突破を果たした。
>>全米OP対戦表<<この日、3度のブレークに成功して第1セットを先取したオスタペンコだったが、第2セットではわずか1ゲームしか奪うことが出来ず、セットカウント1-1に。
ファイナルセット、オスタペンコからゲームカウント3-1で迎えた第5ゲーム、雨による悪天候により試合は中断に。長時間の待機の後、アーサー・アッシュ・スタジアムで試合は再開。
再開後は、オスタペンコが3ゲームを連取して一気に試合を決め、1時間40分で勝利を手にした。
2回戦では、世界ランク54位の
S・キルスチャ(ルーマニア)と対戦する。キルスチャは、1回戦で予選勝者の
L・ケルクホーフェ(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
20歳のオスタペンコは今季、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でノーシードから快進撃を続けて四大大会初のタイトルを獲得。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でもベスト8進出を果たし、シーズンが始まったときに44位だった世界ランキングを12位まで上げている。
全米オープンには今年で3年連続の出場。昨年は1回戦で
P・クヴィトバ(チェコ共和国)にストレートで敗れていた。
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