テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、2014年覇者で第5シードの
M・チリッチ(クロアチア)が世界ランク105位の
T・サングレン(アメリカ)を6-4, 6-3, 3-6, 6-3で下し、初戦突破を果たした。
>>全米OP対戦表<<>>杉田 全米OP初戦1ポイント速報<<この日、チリッチは第3セットを落とす苦戦を強いられたが、2時間47分で勝利した。
2回戦では、世界ランク74位の
F・マイヤー(ドイツ)と対戦する。マイヤーは1回戦で同68位の
R・デュトラ・シルバ(ブラジル)をセットカウント3-1で破っての勝ち上がり。
28歳のチリッチは2014年の全米オープン決勝で
錦織圭を下し、四大大会初優勝を果たした。昨年は地元の
J・ソック(アメリカ)に屈して3回戦敗退。
今年はウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会2度目の決勝進出。
R・フェデラー(スイス)に敗れるも準優勝を飾っている。
日本勢では
杉田祐一が
G・ブランカノ(フランス)、
ダニエル太郎は
T・ポール(アメリカ)と1回戦で対戦する。
昨年覇者で世界ランク4位の
S・ワウリンカ(スイス)、同5位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同10位の錦織、同11位の
M・ラオニッチ(カナダ)は欠場。第2シードで出場予定だった
A・マレー(英国)は開幕前に棄権した。
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