男子テニスのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)は25日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク67位の
D・ズムル(ボスニア)が予選勝者の
K・エドモンド(英国)を1-6, 7-5, 6-3の逆転で下し、ツアー初の決勝進出を果たした。
>>全米OP男子対戦表<<>>全米OP女子対戦表<<準決勝、1ゲームしか取れずに第1セットを落としたズムルだったが、続く第2セットではエドモンドに1度もブレークチャンスを与えずに取り返しセットカウント1-1に。
その後、流れを掴んだズムルは73パーセントの確率でポイントを獲得してエドモンドに反撃を許さず、1時間52分で勝利した。
決勝では、第1シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは、同日の準決勝で
J・シュトルフ(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。
現在25歳のズムルは、2011年にプロへ転向し、世界ランキングでは今年3月に記録した66位が最高位。これまでのツアー大会ではベスト4進出が最高成績だった。
一方、予選2試合を勝ち抜き本戦入りを決めた22歳のエドモンドは、快進撃で準決勝まで勝ち進んでいたが、初の決勝進出とはならなかった。
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