テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス2回戦が行われ、9年連続の3回戦進出を果たした第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が試合後の会見で、
J・マッケンロー(アメリカ)氏の発言について「自分は良く分からない」とコメントした。
>>錦織vsバウティスタ=アグ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<以前、マッケンロー氏はジョコビッチについて「パッとひらめいた人物はテニス選手ではなく、ゴルファーのタイガー・ウッズだ。ウッズは妻と問題を抱え、それから完全に常軌を逸して、以前の選手としての面影は全くなくなった。だから、我々は言い始めたんだ。ちょっと待てよ、もしかしてジョコビッチもか?」と、離婚したウッズと同様であるとコメントしていた。
そのことについて問われたジョコビッチは「ジョンも、世界中の誰もが自由にものを言う権利がある。そして、自分はその権利を尊重している」
「彼は正直に自分の意見を言うことでも知られている。思うことを何でも発言する。特に個人的なことは何もない。今までも彼とはいつも上手くやっている。そしてあれが彼の意見であり、批難のようなもの。とにかく、自分は彼の言うことを尊重している」と話した。
続けて、マッケンローの発言の原因となる出来事があったのか問われると「分からない。いつも彼とは上手くやっている。言ったように、何も否定的には受け取っていない。原因など分からないし、ただ比較をしたかっただけかも知れない」と、多少の戸惑いを感じていた。
この日、世界ランク136位の
A・パブラセク(チェコ共和国)にストレートで勝利したジョコビッチは、続く3回戦でノーシードの
E・ガルビス(ラトビア)と対戦する。
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