男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は20日、シングルス1回戦が行われ、3連覇を狙う第1シードの
A・マレー(英国)は世界ランク90位の
J・トンプソン(オーストラリア)に6-7 (4-7), 2-6のストレートで敗れる波乱に見舞われ、芝初戦で黒星を喫した。
>>錦織vsカチャノフ 1ポイント速報<<>>錦織らゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、トンプソンに12本のサービスエースを決められたマレーは、1度もブレークすることが出来ず、1時間43分で敗れた。
マレーは、AEGON選手権に今年で10年連続の出場だった。過去のAEGON選手権では5度タイトルを獲得しており、2015・2016年で2連覇を飾っていた。
今季は序盤から不調が続いており、タイトルはドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、 ATP500)での1勝のみ。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では復調の兆しを見せて4年連続のベスト4進出を果たしたが、準決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れていた。
一方、勝利したトンプソンは2回戦で、世界ランク28位の
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。クエリーは1回戦でワイルドカードで出場のC・ノーリー(英国)をストレートで下しての勝ち上がり。
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