テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
A・ケルバー(ドイツ)は同40位の
E・マカロバ(ロシア)に2-6, 2-6のストレートで敗れる番狂わせに見舞われ、2年連続の初戦敗退を喫した。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>全仏OP女子対戦表<<この日、ケルバーは2度のブレークに成功するも、マカロバに6度のブレークを許す展開に。最後までマカロバの勢いを止めることが出来なかった女王ケルバーは、1時間22分で敗れ、大会から姿を消すこととなった。
現在29歳のケルバーは、昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)を破って四大大会初優勝。その後も、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では初タイトルを獲得した。
しかし、全仏オープンでは1回戦で
K・ベルテンス(オランダ)に逆転で敗れる波乱に見舞われており、今年で2年連続の初戦敗退となった。
ケルバーは、今年に入ってからは早期敗退が相次いでおり、ここまで不調のシーズンを送っている。
一方、勝利したマカロバは2回戦で
L・ツレンコ(ウクライナ)と予選勝者の
K・コズロバ(ウクライナ)のどちらかと対戦する。
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