女子テニスのクラロ・オープン・コルサニタス(コロンビア/ボゴタ、クレー、WTAインターナショナル)は15日、シングルス決勝戦が行われ、36歳で元世界ランク4位の
F・スキアボーネ(イタリア)が第4シードの
L・アルアバレナ(スペイン)を6-4, 7-5のストレートで下して今季初と大会初優勝、さらにキャリア通算8勝目をあげた。
この日、スキアボーネはアルアバレナに2度のブレークを許すも、それを上回る4度のブレークに成功。観客を味方につけて試合の流れを掴み、1時間39分で勝利した。
36歳のスキアボーネは、今大会にワイルドカードで出場。1回戦で第6シードの
PM・ティグ(ルーマニア)、2回戦で
D・ヤクポビッチ(スロベニア)、準々決勝で第1シードの
K・ベルテンス(オランダ)、準決勝で第3シードの
J・ラーソン(スウェーデン)と、シード勢を次々と破り決勝へ駒を進めていた。
ツアー大会でのタイトルは、昨年2月のリオ・オープン女子(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、WTAインターナショナル)以来 約1年1カ月ぶりの獲得となった。
2010年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会初優勝を果たし、続く2011年でも準優勝を飾っている実力者。
2015年には
伊達公子とダブルスを組み、全仏オープンとウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に出場。いずれも初戦突破を果たした。
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