女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)は11日、シングルス2回戦が行われ、第12シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)が
J・ヤンコビッチ(セルビア)との元女王対決を1-6, 7-6 (7-5), 6-1の逆転で制し、初戦を突破した。
>>錦織vsエヴァンス1ポイント速報<<今大会のシード勢は1回戦免除のため、この日が初戦だったヴィーナスはヤンコビッチに4度のブレークを許して第1セットを落とし、第2セットもゲームカウント1-4とリードされる。
しかし、崖っぷちから息を吹き返しセットカウント1-1に追いついたヴィーナスはファイナルセットでファーストサービスを78パーセントの確率で入れて流れを掴み、1時間46分で勝利した。
元世界ランク1位のヴィーナスは今回の勝利で、ヤンコビッチとの対戦成績を7勝7敗のイーブンにした。
3回戦では、第20シードの
C・バンデウェイ(アメリカ)と
L・サファロバ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。
現在36歳のヴィーナスは、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で14年ぶり2度目の決勝進出を果たし、妹の
S・ウィリアムズ(アメリカ)にストレートで敗れるも、四大大会では2009年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約8年ぶりの準優勝を飾った。
過去のBNPパリバ・オープンでは1998・2001年にベスト4進出。昨年は初戦の2回戦で
奈良くるみにストレートで敗れた。
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