男子テニスのエキシビションイベントである「EVOLABLE ASIA 空旅.com HEAT JAPAN 2016」(日本/東京、ハード)は10日、シングルス総当たり戦第1試合が行われ、
鈴木貴男が
吉備雄也に6-3で勝利した。
今回のエキシビションはグループ総当たりのリーグ戦が行われ、11日に決勝戦と3位決定戦が行われる。シングルスの試合形式は1セットマッチ(1セットオール6-6タイブレーク)。
当初は、
綿貫陽介と
伊藤竜馬が対戦する予定だったが、両者ともに怪我のため急遽鈴木と吉備の対戦となった。
鈴木と吉備は、2007年の全日本テニス選手権2回戦でも対戦しており、9年前に続き鈴木が勝利を収めた。
間近で見るトッププロならではのハイレベルなプレーや、
増田健太郎、綿貫らによるプレー中の実況解説などで会場は盛り上がりを見せた。
40歳の鈴木は、現在世界ランキング955位、JTAランキング112位に位置している。2005年にはキャリア最高となる世界ランキング102位まで上り詰めた。サーブ・アンド・ボレーを武器に活躍し、1996年、1997年、2007年の全日本選手権でタイトルを獲得、長年日本のテニス界を牽引した。
一方の吉備は、現在世界ランキング233位、JTAランキングは9位。先日行われた第31回日本テニスリーグではノア・インドアステージのエースとして活躍。出場した4試合全てでストレート勝利を飾った。
また、第1試合終了後には大成高校のテニス部員ペアと鈴木/ 吉備組によるダブルスのエキシビションマッチ(タイブレーク)が行われ、鈴木/ 吉備組が7-2で勝利しトッププロの貫禄を見せつけた。
■関連ニュース■
・39歳 鈴木貴男が逆転勝利・鈴木貴男 10年連続本戦ならず・吉備雄也、グロス破る金星