テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE presented by Qatar Airways(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(以下、Coca-Cola IPTL)は6日、
R・フェデラー(スイス)と
S・ウィリアムズ(アメリカ)が今大会に出場しないと発表した。
IPTLの創設者で、大会運営責任者の
M・ブパティ(インド)は「我々には今年チャレンジが多々あった。インドでの経済的な状況と金銭的な問題から、ロジャーとセリーナに状況を説明するに至った。彼らは最初の2シーズンとても協力的であり、我々は将来的に彼らを連れ戻したいと思っている」とコメントした。
フェデラーは今年2月に膝の手術を受け、6月のメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)でツアーに復帰。その後、ベスト4進出を果たしたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)を最後に、今シーズン全ての大会を欠場することを発表していた。
11月7日付の世界ランキングでは16位に後退し、2002年の10月以来14年ぶりにトップ10から転落。今季はわずか7大会にしか出場しておらず、2000年以来16年ぶりとなる無冠のシーズンとなった。
また、今年のグランドスラムでセリーナは、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)で準優勝。ウィンブルドンでは2連覇達成と7度目の優勝を飾ると同時に、グラフに並ぶ四大大会最多22勝目をあげていた。
しかし、四大大会最多23勝目を狙う全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では準決勝で敗退し、186週キープしていた世界ランキング1位の座を
A・ケルバー(ドイツ)に明け渡した。
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